郵便受けを開けると、郵便物らしくない何やら怪しげな包が・・・・。
と言っても、この数日はチョコへの下心が見え見えのFumieです。
郵便受けに入れるなんて、シャイな生徒様、どなたかしら~と思いながら包の中をみると、
ネコちゃんのイラストが書かれたカードが添えられてあります。
お名前を見て、ポロポロと涙がこぼれ落ちました。
お休みされている生徒様からでした。
8年も前のこと。
物静かな、でも笑い声がコロコロと明るい、1人の女性がが体験に来てくださいました。
体験が終わり、「時間ができたらレッスンに来ます。」そうおっしゃいます。
「ああ、ご期待に添えなかったのだな」とちょっとしょんぼりしたFumieでした。
何ヶ月か過ぎ、お電話を頂きました。
「レッスン始めたいと思います。」
数日後、お越しいただいた時の様子を覚えています。
胸にしっかりとノートを筆記用具を抱えてドアの前に立っていらっしゃいました。
それから8年の間、レッスンに通って下さるだけでなく、
毎年のお年賀状、クリスマスカード、講師とFumieの誕生日に必ずメールを頂いて来ました。
絵画にお詳しく、美術展に行かれると必ず楽しそうな写真添付で、英文メールを下さいます。
今でこそ有り難いことにクラスは満席ですが、
軌道に乗る前は、実は…、
「今、どん底ね」と思う日もありました。
そんな日も、こんな日も、ずーっと、ずーっと変わらず続けてくださった。
そんな生徒様はこの方だけではなく、この方々に支えられて今日も迎えられたし、
明日も迎えることができる。
今日も愛を頂きました。