TIMOTHYIIでは生徒様限定でメールマガジンを配信しています。
週3回の配信です。
金曜版は文の仕組みの基本のキ。
ここ数回は名詞の単数、複数のお話しが続いています。
日本語は単数・複数の区別がおおらか。
それに比べて英語はとても繊細に区別します。
英語ネイティブにとって単数つまり「ひとつ」はとても特別な存在。
なぜなら、一つだから。
それに対して複数はいっぱいある。2以上はぜ~んぶ複数。
で、基本は複数で、単数で使う時はこれは特別なんだよって意識が働く。
例えば…。
と言った調子で毎回お伝えしています。
今日ブログでご紹介するのは、その数のお話。
複数の方のお話しです。
たまには日常を離れて「数」の世界に浸る。
そうすると、日常の小さなことに囚われている自分が俯瞰できるような気がするのです。
数の単位、いくつまで言えるかな。
一、十、百、千、万、億
次は「兆」よね。
兆は億の…一万倍。一億 100,000,000 にもう4つ0をつければいいのかな。
(これ小学4年の算数問題だそうです。)
で、兆の次は「京」だって。
うん、これは聞いたことある。
京の次は?…もう知らん、調べてみました。
10の16乗 京(けい)
10の20乗 垓(がい)
10の24乗 し (漢字パソコンにない)
以下、0が4こづつ増えていきます。
穣(じょう)
溝(こう)
澗(かん)
正(せい)
載(さい)
極(ごく)
恒河沙(ごうがしゃ)
阿僧祇(あそうぎ)
那由他(なゆた)
不可思議(ふかしぎ)
不可思議って10の64乗。
「思い量ることもできず、言葉でも表現できない」という意味だそう。
不可思議の次が、
無量大数(むりょうたいすう)、10の68乗。
無量大数が漢字文化圏で付けられている単位の最大のもの。
なんか、最後はちょっと投げやりなお名前ね。
でも仏教の世界に行くとこの上がある。
華厳経に記載があるそうです。
不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)
これ、Fumieに書けるかな…。
10の37218383881977644441306597687849648128 乗。
56億7千万年後に現れるという弥勒菩薩様が、
明日にでも降りてきそうな気がしてきました。
ウィキペディアでは
「これは実用のものではなく、計算もできないほどの大きな数字を示すことで、
悟りの功徳の大きさを表したものである。」
宇宙に無限の広がりがあるように、数にも限りがない。
無限の宇宙の中で、
たった一人の人間として、一人一人が唯一無二の人間として生を与えられたと思うと、
単数と複数の深い意味も理解できそうな気がするのです。
ご紹介する動画は
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フカシギの数え方
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数字の「組み合わせ爆発」をおねえさんが教えてくれる。
アニメです。
Fumie、感動した。
数のお話で感動しました。
https://www.youtube.com/watch?v=Q4gTV4r0zRs
8分ほど。
お時間あるときに是非!